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/Performance on Installation 

 2018年より現代音楽家である宮本一行と共に考案し、環境芸術を契機とする「空間」と「音」への相互アプローチを図る新たな実践である。

 

 屋外における景観作品や体験型のインスタレーションなどの、周辺環境に対して直接的にアプローチを図るアート作品は、作家の意図とは関係なく周囲の音環境に内包されている。しかし、人間の知覚の特性から考えても、アート作品の鑑賞体験において鑑賞者が意識的に知覚するのは主として視覚的要素であり、環境音、あるいはその広がりを知覚することはほとんどないと考える。ただし、環境音を知覚することで、より豊かな鑑賞体験を得ることに繋がる作品もある。アート作品を鑑賞する上で、本来知覚されるべき音風景を認識させるための行為として、展示場所に帰属する環境音を模倣するなどの表現を用いて、作品上でサウンド・パフォーマンスを実践する芸術表現を探究している。

Performance on Installation KOISAGO
栃木県那須郡那珂川町小砂地区 旧馬頭西小学校 (2019)

Performance on Installation Koisago

Performer : Kazuyuki Miyamoto

Camera,Edit : Tetsuro Funayama

 

Installation:《A long bench/A mark of symbiosis》  

size : 18.67m(L)  

material : Cedar  

Artist : Tetsuro Funayama

KEAT http://koisago-art.net/

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