北海道札幌市北区の高齢者福祉施設に併設する「白ゆり美術館」に依頼され、2015年8月1日から31日までの企画展に出展した作品。下駄箱をモチーフとした作品で、福祉施設の入居者の家族から、古くて使わなくなった小物などを寄付してもらい、棚の中に入れていくことによって完成していく。何気なく下駄箱を開くと懐かしいものが入っているということによって、メインのターゲットである施設入居者たちの「見たことある」という思いを刺激することを狙いとした作品である。3台を制作し、展覧会後、常設作品として展示されている。

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作品サイズ：W:1820mm,D:350mm,H:1200mm,3Unit

素材：木材

制作協力：澤出有里,山崎美咲